時間管理と信用度

10月中旬、仕事場に新しい仲間が加わった。

新メンバーはこれまでとは異なる部署からの異動なため、私がOJTのブラザーとなった。

ちょっとキュートなAさん。

 

さて私がある日までにある仕事をお願いした時に、Aさんが驚くべき発言をした。

「私は、時間を決めて(決められて)仕事をするのが苦手なんだよな・・・」

冗談かと思ったが、どうもそうでもないらしい。

 

時間管理の度合いは、そのビジネスマンの信用度そのものだ。

 

当たり前だけれども、経営者や高い実績を残す事が出来るビジネスマンは相当高度な時間管理を行っている。当たり前のように分刻みや秒刻みのスケジュールをこなすし、数か月先の予定もかなりの程度決まっている。そういうもんだ。私ですら、1か月程度の予定は決まっている。

時間管理の以下の3つではなかろうか

1.各々タスクのゴール点と折り返し点を決める

2.1時間、1日、1週間、1か月、1年、10年 で時間を区切る

3.詳細にスケジュールを書く

具体的に

1とはタスクの内容を理解して、どれくらい時間が必要かを見積もる事である。そのタスクを終えるのに掛かる時間は経験している事であればわかるけれど、未経験だったり難しい内容だと終えるのに掛かる時間が分からない事が多い。そういう時は、半分の時点はどれくらいかを考える事で相当精度の高い予測を立てられる。

さらに2で言うように、時間を区切る事。とにかく、人は時間は一続きだから・・・時間に甘えてしまう。だから、時間を区切る。時間は有限であると強制的にする事なのだ。そして、最後に3であるようにそれを目に見えるように落とし込む事。この3つだ。

 

こうして出来る仕事量が増えて、期日通りに物事をこなす事で周りからの評価が上がりそして信用というものがついてくる。彼、彼女に頼めば大丈夫だと。

 

 

さて、話は戻るがAさんはこれまでどのような仕事をしてきたのだろうか?

Aさんの発言が冗談でないのなら、前途多難なOJTになることは間違いない。