2016年

11月

13日

不動産テックは日本の不動産業界を変えられるか?

増え続けるストック住宅や都心部のビル不動産をいかに活用したビジネスにしていくか重要となってくる。

 

この課題に対して、不動産テックという考え考え方が一つの示唆を与えてくれる。近年、フィンテックという分野が知られるようになり、それに関連したスタートアップが増えてきているが、不動産テックもAIなど含めたITを活用して不動産に関連して行うビジネスを指す。そして、これらが今後の不動産ビジネスに変革をもたらす大きな可能性を示してくれる記事が、野村総研から出されている。

 

ビジネスモデルとしては、

  1. マッチング・プラットフォーム
  2. ビッグデータ活用
  3. 業務効率の改善

としているが、ソニー不動産が始めたマッチングビジネスや物件検索は1,2に該当するサービスになるかもしれない。何れにしても、不効率と言われる不動産業界が、テクノロジーを通じて変革できれば、消費者が享受できるものは増えることは間違いない。

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2016年

2月

07日

Guam は今後どのような観光業を発展させていくべきか

休暇をとりグアムに行った際に、韓国人と台湾人の旅行客数が増えていると実感し、グアムの今後の観光業について考えてみた。

 

まず、グラフを見てわかるように、Guamの国別旅行客数の推移は大きく変化してきている。Guamの外国人総旅行客数は2005年以降、120万人前後で推移していたが、2011年以降から徐々に増加しはじめてGuam当局の発表によると2015年には140万人を超えたとのこと。一方で、日本の旅行客数は2010年には年間90万人近くおり全体の75%以上を占めていたが、2014年にはその割合は60%程度にまで落ち込んでいる。そして、アジア圏からの観光客数は増加しており、特に韓国からの旅行客数、また、台湾・中国からの旅行客数は年々増加してきている。

 

こうした背景から、これまでは日本人を主にターゲットとしたプロモーションや日本人に合わせたサービスなどを行ってきたが、今後は日本以外の韓国・台湾および2013年からビザが不要になったロシアからの旅行客を取り込んでいく取り組みが必要になってくると思われる。

 

ただ、グアムの課題はリゾート地としてのステータスの低さではないだろうか。よって、カンクンやドバイといったレベルまでは要求されないであろうが、例えば、HiltonSheratonのあるTumuning地域を中高級リゾートエリアにしてブランド化(地域名のブランド化)するなどして、富裕層に近い層が訪れるようにしていくのは良いのではないだろうか。

 

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2014年

5月

10日

女性のこころをつかむマーケティング

Why She Buys?

 

男性と女性は脳の構造が違うって、知っていても、それを本当の意味で理解していたのかっ?て気づかされる良い本でした。後半のレクサスの話なんかは、まさに、そうそうって思うね。

 

・ストーリーを語る

・個人的な感謝

・使用前後の比較

・価値ある大義との連携

・ユーモア

・ほめる

・謙虚さ

・人生への節目への言及(記念日、誕生とか)

・ライフステージへの言及

・製品ではなく女性を主人公に

・安いのではなく、買い物上手だと感じさせる

・ぜいたく品を買う理由を与え、安心させる〜後ろめたさを取り除く

・仕組みではなく、なんの役に立つか

 

って、いうことが、大事なんですって。

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2014年

4月

24日

人口ボーナス

人口ボーナスっていう考え方、シンプルで分かりやすい。

われわれ日本人はこういう状況を具に理解している必要があると思う。

 

<人口ボーナスの定義>

生産年齢人口÷(年少人口+老年人口)の比率が2以上の数値となる状態のこと

→生産年齢人口に対し、年少人口、老年人口が少ない状態を指す

 

一番大事なのは、

 

他力本願ではない、

 

自己が主役となって人生を歩むっていう、マインドを持つことだと思う。

 

出来ているかな?

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2013年

5月

04日

理工系は仮説思考

理工系は仮説思考の問題解決を行っている。

 

私が学生の研究室時代に学んだ最も大きな財産の一つはこの仮説思考であった。

―所属していたチームはマスター2年目の先輩と共同研究として携わって下さっていた企業の方の3名だった。先輩も企業先の方はユニークな方であったが、研究室時代ユニークなメンバーばかりだったのであまり気にならなかった―

そこで徹底的に仕込まれたのは論文・レポートの書き方であり、それこそが仮説思考そのものであった。初めに、結論は何なのか?そしてその結論のベースとなる仮説。その上で、その仮説を裏付ける実験データや理論が続くといった流れである。短いレポート提出時や打合せ時にはしつこいくらいに指導を受けた記憶をしている。それが体に染み付いており、今振り返るとても大きな財産を頂いた気がする。

 

ビジネス場面も全く一緒だと思う。

 

1.結論(-仮説-バックデータ)

2.行動

3.フィードバック

 

研究分野ではこの思考サイクルがビジネス分野に比べて時間軸が異なるという点のみ付け加えておくが、改めて、仮説思考・理工系思考をベースに進めることはとても大事だと思う。

 

 

但し、この思考を家族内(特に夫が妻の話を聞く際)に多用すべきでないということをくれぐれも留意しておきたい。

 

 

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